カトリック教会に興味がある

ミサに参加してみたい

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■誰でも、教会に行ってよいのですか?

もちろんです。教会はカトリック信者だけのものではありません。

すべての人のためのものです。どうぞ安心しておいでください。


■洗礼や献金など、強制的に誘われたりしませんか?

教会は、教えを強制したり、献金を強要したりするところではありません。

どうぞ、安心しておいでください。なお、献金は自由です。


■聖堂に勝手に入ってもよいのですか?

聖堂は祈りの場所です。静かに考えたり、祈ったりしたい方はどうぞご遠慮なく、お入りください。見学などの目的で教会を訪れる時にも、神への敬意を忘れないようにしましょう。祈りの雰囲気を壊さないように沈黙をお守りください。また、聖堂内での飲食は慎んでください。


■初めて教会を訪問したら、まずどうしたらよいのですか?

日曜日の10時からのミサ前には、聖堂入口に案内係がいますので、「初めてです」と、おっしゃってください。丁寧にご案内いたします。その他のミサ(水曜日の夕方6時~、日曜日の朝7時~)の時は、聖堂入口に置いてある「聖書と典礼」というリーフレットをお取りいただき、空いている席に自由にお座りください。

平日の昼間の時間帯は、聖堂に向かって右側の窓口に教会受付がありますので、分からないことはお尋ねください。


■「ミサ」ってなんですか?

レオナルド・ダヴィンチの絵画『最後の晩餐』をご存知でしょう。ミサとは、簡単に言えば、イエス・キリストの「最後の晩餐」を記念した儀式です。イエスがなさったことを忘れずに思い起こし、神と共にいることを実感し、ミサに参加している人たちや、神に造られたすべての人たちとつながっていることを実感する儀式でもあります。最後の晩餐を記念することによって、イエスの死と復活は、絶えることなく告げ知らされているのです。


■カトリック信者でなくても、ミサに参加してもよいのですか?

もちろんです。ミサは儀式の順に沿って行われ、約1時間ほどかかります。みんなで祈りながら、聖歌を歌ったり、聖書朗読を聞いたり、神父様のお話を聞いたりします。

聖堂入口に置いてある「聖書と典礼」というリーフレットを持って聖堂にお入りいただくと、ミサの進行が分かりやすいと思います。このリーフレットはお持ち帰りくださって結構です。

ミサの途中で「聖体拝領」があります。聖体(キリストの体)という小さなパンをいただくために列に並び、神父様の前に進みます。この聖体はカトリックの洗礼を受けた信者だけがいただけるものですが、洗礼を受けておられない方も、神父様より祝福してもらうことができますので、ご希望の方は列に並び、神父様の前に進み、両手を合わせて頭を少しお下げいただき、「祝福をお願いします」とおっしゃってください。司祭の祝福をご希望でない場合は、ご自分の席でお待ちになってください。


■駐車場はありますか?

はい、あります。

ご利用の際は、聖堂に向かって右側の教会受付に、ひとこと声をおかけください。


■小さな子どもを連れて行くと、静かにできなくてご迷惑をおかけするのではないかと心配です。

大丈夫ですよ。昔から、赤ちゃんの泣き声は神様を賛美しているのだと言われていますし、赤ちゃんの泣き声や幼い子どもの笑い声は、教会を新鮮な明るさと元気な希望で満たしてくれるものですから、あまり気になさらなくてもよろしいですよ。

でも、もし泣き出したりぐずったりしたらとご心配もおありでしょう。その時は、子どもと一緒に入れる部屋をご利用いただくこともできますので、安心してお子さまとご一緒においでください。


■ミサ中に袋がまわって来るようですが・・・。どうしたらいいのですか?

献金を集める袋です。信徒は、各自思い思いの金額の献金を入れて、次に回します。袋が回って来たら献金してくださっても、献金せずに次に回してくださってもかまいません。 決して強制するものではありません。


■神父さんとお話したいのですが、どうしたらいいのですか?

事前にお電話でご連絡をいただければ、時間をとってお話ができます。

ミサの後、少しお話ができることもありますが、他のスケジュールが入っていたり、イベントがあったりして、ゆっくりお話することは難しいでしょう。

前もって、お電話でアポイントを取ってください。(TEL:079-222-0043)


■カトリックの洗礼を受けていなくても教会で結婚式を挙げられますか

はい、カトリックの洗礼を受けておられない方でも結婚式を挙げることができます。

電話でお問い合わせください。


■たびたび「アーメン」と唱えますが、どういう意味ですか?

確かに、ミサの中でも度々「アーメン」と応えます。この「アーメン」は、ヘブライ語で、「確かに、本当に」の意味で、祈りや賛美の言葉に対する同意を表明する時に用いる応答の言葉です。


■カトリック教会には、聖母マリア像などがとてもきれいに飾られていますが、像を拝んでいるのでしょうか。

カトリック教会では、イエス像、聖母マリア像や聖人像や聖画像を見ることができますが、私たちは聖像を“神様”だと思い拝んでいるのではありません。教会を訪れた人々が、神様を思い起こし、神様をより身近に感じることが出来るための手段だと考えています。


■キリスト教のことを勉強したいのですが、どうしたらいいですか。

また、費用はどれくらいかかりますか。

初めての方のために「入門講座」を設けています。洗礼を希望される方はもちろんです。

キリスト教のお話を聞いてみたい方、つらい気持ちを抱えておられる方など、どなたでも、いつからでもご参加できますので、どうぞお気軽においでください。

曜日、時間などは、神父様にご遠慮なくご相談ください。

費用は、もちろん、無料です! どうぞ、安心しておいでください。


■そもそも、「教会」ってどういうところでしょうか?

「教会」を意味するギリシャ語「エクレシア」は、もともと「神から呼び集められた人たち」を意味する言葉でした。教会ができた最初の頃は、“教会”と呼ばれる特別な建物はなくて、だれかの家や広場で集まっていました。そのうち、キリスト教が広く認められるようになって、家には入りきれなくなり、次第に大きな立派な建物が建てられるようになりました。 つまり、「教会」とは建物を意味することばではなく、神から呼び集められた人々の集まりなんですよ。


■聖堂の入口に置いてある「お水」は何のためにあるのですか?

「聖水盤」と言い、「聖水」が入っています。聖堂に入る時、自分が受けた洗礼を思い出すために、聖水盤の聖水に指をつけて十字架の印をします。

ミサの後に聖堂を出る時は、ミサで祝福していただいていますので、とくに聖水をつけ、十字架の印をする必要はありません。でも、「これからの歩みを守ってください」とか、「神様が共にいてくださいますように」という願いを込めて、十字架の印をするのは構いません。


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